昨日縁のある不動産業者主催の競売物件見学ツアーに参加してきました。
これは投資家の皆さんから希望者を募って競売になっている物件の現地調査をしてくるという内容です。
戸建ての物件を中心に資料を片手に物件を入札すべきか否か?問題点は何かあるのか?出口をどうしようか?
転売か賃貸か?いくら位までなら採算があうか・・・・
というようなことを色々協議するおもしろいものでした。
競売には裁判所から資料が提供されているのですが、多くの物件は任意に売却しようと思っても売れなかったというものです。
つまり、人気のエリアや何の問題もない手頃な物件は任意売却で売れてしまうわけで、競売になるということは需給バランスや何らか売却するのに問題あるいは問題とまで言えなくても障害があったというものが多いのが実態です。
戸建て物件の場合は多くは道路の問題で公道に接していないとか何らかの事情で再建築が難しいなどです。
道路以外の問題で特に目につくのが、ゴミ屋敷化している物件やペットに臭いの問題です。
思慮の中には内部の写真もあるのですがかなりの確率で残置物が散らかっているか、そのような中で生活しています。
このような状況を調べてその上で入札するのであればいくらなら良いのか?この金額は例えば転売しようと考えているのであれば、そこから逆算して考えられます。
取得するのに必要な日用は?利益をいくら乗せたのか?売却の費用は?残置物を撤去してリフォームなり清掃、消臭して商品にするのに必要な金額?
ここで注意しべきは臭いの問題です。
ペットやタバコ・カビなどの臭いが残っているといざ金額交渉の段階になると決まって値下げ対象の言い訳になります。
それであれば、臭いの残っている物件は最初からしっかり消臭して、減額対処の的にならないようにしておくことも重要な作戦の1つです。
臭いが原因で売れない、買いたいけど悩んでいる、賃貸が決まらない方何なりとご相談下さい。
コメントを残す