ペットを賃貸物件で内緒で飼っていた場合の徹底した消臭方法

賃貸物件の入退去がマックスとなる繁忙期になりました。

この時期になると原状回復の問題でのトラブルが時々あります。

ちょっと前はクロスを張り替える問題で入居者に負担させるということでトラブルが有りました。しかしこちらはガイドラインが設定されたことで最近では特に問題にならなくなり、タバコで変色したとか傷をつけたとかでなければすんなり収まっているようです。

逆に問題が増えているのが、ペットの問題です。ペット共生が叫ばれる時代なのでペットと暮らしたい気持ちは分かるのですがペット飼育不可の物件で大家に内緒で飼育するのはダメですよね。

当社にはペットを大家さんに内緒で飼っていたけれども、退去の前にバレないようにニオイを消して欲しいという依頼が結構来ます。

でも、バレないでとの道義的にどうかという問題とニオイだけでなくクロスの傷やフローリングの細かい爪あと等からわかってしまうと思います。

なので、内緒にしてしまうというのではなく、内緒で飼ってたけどここまできちんと消臭するのでごめんなさいと言った方がよいのでは?とおすすめします。

一方大家さんからの相談では室内で内緒でドーベルマンを5頭飼っていたなど時々びっくりするようなことがあります。
こうなると消臭だけの問題ではなく、多くは大規模なリフォームを伴うものになります。

クロスだけにとどまらずにフローリングやら建具などもぼろぼろになっていることが有ります。

いずれにしてもクロスを変えてもニオイは消えないことが多いのできっちりとした消臭対策が必要と思います。

当社で行っているのは次のとおりです。
①消臭剤の噴霧(オゾンの反応促進剤をかねます)
②オゾン燻蒸
③無光触媒のコーティング
臭いの度合いにより、クロスを剥がして処置しないと行けない場合もあるし、床におしっこしていたのであれば表面上の汚れだけなら床の剥離ワックス、フローリングの切れ目などからおしっこが床下に入っているようならば床を剥がしての張替えが必要な場合があります。

最悪では数百万円の工事になる場合があるので、内緒でペットを飼育し、管理も怠るとここまでの事を考慮しておく事が必要です。

 

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