ここのところ夏のような気温の日が続いています。
そうなるとびっくりするくらいに消臭センターのサイトへの訪問や問い合わせが激増しています。
これは、いわずと知れた分子運動の結果で気温が上がると運動が活発になるので、その分臭いとして空中に出てくるわけです。
今まで壁の奥底に潜んでいた臭いが表に出てくるからです。
先日ご相談があったのが、1月に退去した事務所が最近タバコ臭やカビ臭がして次の入居者が決まらないというご相談でした。
退去当時に、立会をして普通に掃除やクロスの張り替えなどを行ってその時は臭いに関して何ら問題が無いと思っていたらしいのです。
ところが、季節が変わって暖かくなるにつれた何となくタバコの臭いやカビの臭いがしだすようになってきているということなのです。
特に玄関入り口を開けた瞬間に臭いがしてしまうのでその時点で契約が決まるのは難しくなってしまいます。
そして、取った行動はというと簡単に思いつくのが消臭剤です。
消臭剤を部屋の片隅に置くと最初は何となくほのかな良い匂いがしだします。
ところが少し時間が経過すると今度は芳香系の臭いとタバコやカビの臭いが入り混じって、これまた不思議な臭いとして充満してしまいます。
タバコとの違う芳香剤とも違う何だろこの臭い?
この状態では契約が決まるのはかなり厳しくなります。
おそらく事務所なので家賃は月額何十万かと思います。
できるだけロスなく入居を決めることが重要になるわけです。
そうしたときに小手先で何とかしようとするのではなく根本的に解決しようというのが重要かと思います。
なぜなら、クロスを張り替えているのですからそれでも臭いがするということは、クロスの奥に問題があるとうことなのでそれを何とかしようという発想が重要かと思います。
こうなってしまったからにはオゾン+光触媒コーティングなどで室内の現状の消臭はもとより、これからも出てくるであろう臭いの対策をするのがベストであると思われます。
お金を生む物件はお金をかけてでも入居を決めるのが最も得策と思います。
自分自身が住むのであれば、我慢するとか慣れるとか別の選択肢もあるかもしれませんが、入居してくれなければロスが嵩むだけです。
入居さえしてくれれば、あとは経費として償却すれば良いだけなのですから。
最近こんなケースの相談が多いので近いうちに不動産管理会社向けのプランを考えて見たいと思います。
大家さんにとって入居付は非常に大事なので、お互いにウインウインになるプランを考えたいと思います。
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