お客様から現場をに見に来てほしいとの連絡があり、現地調査に行ってきました。
概要は寝室で前居住者がネコを飼っていたようで、そのにおいが床に染み付いているとのことでした。
一人で3LDKを利用しているので普段使っているわけではないけれど、部屋の空気を入れ替えようとその部屋のドアを開けると他の部屋まで臭いが充満してくるとのことです。
現地について見ると床に白い粉があり、自分自身で色々消臭を試して、白い粉は重曹だとのことでした。
ネットで色々調べて消臭に効果の有りそうなものや消臭剤を買ってきていろいろ試したが臭いが消えないとのことでした。
実際に部屋に入ってみるとそれなりにおしっこの臭いがしてきます。
場所を特定しようとして部屋の隅で床に鼻を近づけるとツーンとすごい臭いがしてきます。
1年半以上立っているのに臭いが消えていないということです。
おそるべしネコのおしっこ!です。
よく見るとフローリング床がブワブワしています。
どうやらノリが剥がれたところからおしっこがその下にしみ出たようです。
これはとてもやっかいなことになっています。
床の下の臭いの原因物質を取り除かなければいくら消臭してもきりがありません。
なので、フローリング床を剥がして処理しなければなりません。
剥がした後も床の状態がどうか見て場合によってはフローリングの下も処置しなければならないかもしれません。
なので、2種類ご提案しました
①予算があるならば工務店に依頼してフローリングの張替えを全体か多少色違いになって良ければ部分でも行い、床を剥がした状態でオゾンや光触媒を施工する。
②予算がないなら自分でホームセンターに出向きフローリング床を買ってきて大きさを合わせてカットする。
この時も床を剥がして状態でオゾンや光触媒を施工する。
ペットのおしっこが床にとどまらずにその下まで浸透していたら本当に大変な作業になってしまいます。
ペットを飼っている方はそうならないようにシツケや何らかの機材により床に浸透しないように注意するのが望ましいですね。
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