不動産投資、特に賃貸投資が非常に厳しい時代を迎ております。
低金利時代ゆえ一部の銀行がどんどん貸付した為に新しい物件が乱立したのが一因かもしれません。
一等地以外の物件、設備が古い物件、さまざな臭いが残っている物件の空室がどんどん増えているのが現状です。
入居社側を見てみると禁煙社会の進展によりタバコの臭いのない生活に慣れた人がどんどん増加しています。
また、ペットブームも進展して犬や猫を中心に家で飼う方が増加しており、昨今では子供の数よりもペットの数の方が多くなっている始末です。
つまり、臭を出す人が増えている一方で、臭いのない生活を希望する人が劇的に増えており、タバコ、ペット臭など臭いのする物件は敬遠されてしまうのです。
大家さんにとっては、入居者を入れる為にタバコを吸っても、物件によってはペットの飼育も許可して入居させることもあります。
ですが、数年して退去したときに簡単に次の入居者が決まらなくなってしまいます。
以前はクロスを張り替えるだけで多少のタバコ臭やペット臭があったとしても入居したものが進展している無臭嗜好によりどんどん敬遠されるようになっているのです。
最近の新築ブームも合間って少し古くなった物件で立地も一等地でなければ少しでも臭いがすると内覧にくるけど契約にならないというパターンになってしまいます。
大家さんからの声は早く客付けしたいから臭いを消してくれというのが大半です。中には去年の夏から空いていて見にくるけど決まらないという大家さんもいます、まさに死活問題に他なりません。
臭いのことをいろいろ調べて、工事をする前に問い合わせてくれる大家さんにはクロスを剥がした状態で消臭処理をしてクロスを貼ってもらいます。
ですが、クロスを張り替えたけど臭いが残っていると問い合わせてくる大家さんもいます。これには剥がすわねには行かないのでその上からしましょう、多少効果は剥がした状態でするよりも落ちますが気にならない程度にはなるでしょうと言っております。
特に3月4月は入退去が多い時期ですのでこの時期を逃さずに入居契約に持ち込みたいものです。
コメントを残す