この前何かの記事にありましたが、宅配便業者の方の相当数が宅配したお宅の玄関を開けると嫌な臭いがした経験をお持ちだそうです。
これって私たちでも経験ありますよな。
子供の頃、友達の家に遊びにいったら、回覧板を持って行ったら、営業で回っていたらなどなど
これは必ずしも片付けやお掃除をきちんとしていないというわけではありません。
多くの臭いの原因はカビと何かたとえばタバコとかが混じった場合によくあります。
カビは必ずしも目に見えるだけでなく、クロスの下にという事もあります。
特に、マンションのなど気密性の高い建物でリビングと玄関の間に浴室が有って、廊下に窓がなく空気の抜けが悪い場合に起こりやすいのです。
お風呂が近いといくら換気扇を回しても多少なりは湿気が廊下の方まで来てしまいます。
玄関や廊下が通気が悪いとその部分が湿気が多い状態になってしまいます。
さらにこれに適度な温度があるとカビにとってはとても都合の良い環境になってしまいます。
そうすると、目立たななくてもカビが生え始めて臭いの原因になるケースが少なくありません。
一度こうなると換気したからといって簡単には直す事ができません。
解決策はというと、無光触媒のコーティングが適していると思われます。
光触媒というと消臭や防汚を思いうかべる方も多いと思いますが、実は強い除菌・抗菌作用もあります。
あまりご存知でないかも知れませんが、この種のコーティングが病院の手術室にコーティングされているケースが少なくありません。
院内感染防止の観点から目に見えない菌やウイルスには化学の力を借りる事が多いのです。
なので、カビに関しても多少のものならば、無光触媒のコーティングで十分に効果を発揮してくれます。
ただ、相当な臭いがしているケースではオゾン燻蒸も併用してガツンと瞬間除菌が必要な場合もあります。
コーティングの良い所は、吹き付けられた部分に残ってずっと効果を発揮し続けてくれるという特性も嬉しい限りです。
とはいえ、除菌・抗菌の能力には限りがあるのでコーティングしたから好き放題ではなく、カビが発生しやすい環境を作らないように努力しなければなりません。
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