6月も下旬となりますます気温が上がってきています。
最近の消臭依頼で多いのが、タバコの臭いのする部屋のクロスを張り替えたのに臭いがするのでなんとか消してほしい。
あるいは暑くなる前に中古物件を購入してクロスを張り替えて住んでいるのですがここにきてタバコの臭いが気になりだしたのでこれを消してほしい。
これらの原因はクロスを張り替える工事の時にタバコの消臭工事を行わずにクロスを張り替えたので、気温が高くなりタバコ臭の原因となる成分の分子運動が活発になってきたので臭いが戻ってきているためと推測されます。
私に言わせるとごく当たり前のことで、クロスを張り替えて完全にタバコの臭いが消えるのは臭いの原因となる成分がクロスの表面にとどまっている時と、下地に達していてもごくわずかで、クロスを通してまで臭いを発しない程度の時だけです。
こういう依頼の時にどうするか?もう一度クロスを剥がして消臭工事をしたいのは山々ですが予算の関係でそうはいかないので、現状のクロスの上からタバコ臭の消臭工事をしなければばなりません。
クロスの下の様子がわからない状態なので本音の話はやってみないとわからないのです。
ですが、過去の経験と使用する消臭剤の組み合わせ光触媒のコーティングなどによりかなりの確率(ほぼ100%)で気にならない程度にまでタバコ臭は抑えることができています。
それなら大丈夫じゃない?と思うかもしれませんが、クロスの下がどうなっているか見えない状態なので確約はできずに不安と戦いながら作業しています。
すでに荷物が入って住んでいる場合は、荷物を寄せたり(当社の範囲外)しなければならないのでできれば、荷物を入れる前に作業させてもらえればと思います。
最近、これから中古住宅を契約するにあたりタバコの臭いがするので一緒に内覧に行ってほしいという依頼も増えてきており、当社の仕事も浸透してきているのだなと思うことがあります。
内覧の結果、クロスを張り替えるとか、張り替えないで作業してほしいとか色々とご相談があります。できる範囲で希望に沿えるように努力させてもらってるのでご相談いただければと思います。
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