カビ部屋は改修工事前に殺菌・除菌が必要です

先日デベロッパーさんから、学校の地下室の除菌の話が来ました。

どういうことかといいますと、古い学校やビルなどで地下室がある物件の改修工事の時に時々あるのですが地下をあまり使っていないとカビ臭が発生していることがあります。

多分普通の方は「ああそうかカビ臭いんだろうな」と思うかもしれません。

ちょっとそこを通るくらいならばカビ臭いで済むことだと思います。

ところが、工事となるとこれはまた別の話です。

工事の前に古い造作物を解体するわけですが、そうするとカビ臭だけでなくカビそのものが空気中に舞い上がることになります。

そうなると、カビの臭いだけでなくカビ菌そのものを吸い込むことになります。

普通の方はそれなりの免疫力があるので、多少の時間なら大丈夫かもしれませんが、一日中カビの中にいるとなるとどうでしょう?

もし体調不良その他で免疫力が弱っていたら肺にカビ菌が入り込んでしまうかもしれません。

そんなことで、地下の改修工事などの場合には必要によってカビ菌を除去する必要があるわけです。

その時に大活躍するのがオゾン発生器なのです。

オゾンは気体なので空気中を拡散して隅から隅まで行き届きます。

カビ菌を死滅させる規定量を一定時間オゾン燻蒸すると、多少のカビ臭は残ったしてもカビ菌自体は死んでいるので安全に作業できるようになります。

オゾンは何もニオイ消しばかりではなく、強力な酸化力によってカビ菌を始めとして雑菌やウイルスなどを殺菌・除菌してくれます。

殺菌の例では水産加工の現場でもオゾンは使われております。なぜならオゾンは酸素原子が3つでできているので余った酸素原子はいずれ酸素に戻るという原理で非常に安全性に優れているので、使いやすいという特徴があるからなのです。

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