もしかしてドラッグか?甘い怪しい香りの消臭依頼

今回は今までに経験したことがない消臭依頼です。

マンション退去後の原状回復に伴う消臭です。

いつもはタバコ臭の消臭やペット臭の消臭が多いのですが、今回はなにか断定できない甘い香りの消臭依頼です。

入居者が言うにはアロマの臭いということですが、どうもそれとは違うのではないか?という臭いがしています。

マンション管理会社の話でも、これは明らかに違うとのとこでおそらく、これはあまり大きな声では言えない臭いであろうとのことでした。

消臭にはそこそこ自信を持っている私ですが、その手の消臭の経験はありません。

そこで、知り合いから色々と情報収集したら、過去に経験があるという方がいました。

あるホテルでの消臭で、やはり怪しい甘い臭がしていたそうでした。

これが、かなり難易度が高くかなりの日数を要して何とか通常に使えるレベルに低下させることができたとのことでした。

作業はいつもと違う系統の消臭剤兼反応促進剤を使います。

この促進剤を噴霧したあとでオゾン燻蒸を行うわけですが、いつものように3時間程度の燻蒸ではなく夜から朝まで半日燻蒸を続けます。

1回めの燻蒸のあとでもまだ、かなり和らぎましたが、怪しい甘い香りが残っています。

光触媒でどれくらいこの臭いを消せるか、コーティングをしてみます。

しかしながらまだ壁に残っている臭いの方が強いようで甘い匂いを消しきれません。

他の生活臭との混合も予想されるので、生活臭用の消臭剤を噴霧して再度半日のオゾン燻蒸を続けます。

といようなことを繰り返して3日めでやっと、なんとなく芳香剤の臭いかな?と思える程度になりました。

今までの経験で一番時間を要した作業となりましたが、とりあえずゴールが見えた感じです。

ここまで来るとマンションの内覧も可能ですのできっと近いうちに入居者が決まることでしょう。

知り合いがホテルでの例ようした日数は半月くらいかかったそうです。

これはオゾンだけでの消臭で、私は光触媒をも合わせて使っています。

やっぱり光触媒の効果は大きいと実感したわけです。

マンションで内覧が来ても決まらない場合は臭いが遠因の事もあるので、気になる臭いがする場合はご相談いただければアドバイスが出来るのではと思います。

 

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