最近このパターンの依頼がちょこちょこ来るようになりました。
今回も2棟同時期に依頼がはいり並行で作業を進めています。
依頼は
①クロス張替え
②消臭工事
③入居前ハウスクリーニング
これを当社が一連で行う事により実はメリットがあるのです。
どういうことかというと、臭いはクロスの表面にとどまらずに下地やさらにその奥のわずかな隙間にでも臭いは浸透してしまいます。
なので、消臭目的でクロスを交換しても、臭いの程度は半分くらいには低下しますが、キレイに消える事はまずありません。
もし、当社がクロス張替えをするのであれば、クロスを剥がした状態のむき出しの状態で、クロスの下地やコンクリートに直接、消臭剤やオゾン燻蒸などアタックする事が出来るのです。
ところが、クロス張替えが別の業者であれば、クロスを張替えてしまった後に当社の作業になるので、新しいクロスを挟んでの下地へのアタックになります。この違いは大きいですね。
②の消臭工事は今回は消臭剤とオゾン燻蒸までは同じですが、一方のお客様は張替えた後のクロスに無光触媒をコーティングして下地の奥底に染み付いたタバコ臭がじわじわと沸き上がって来るのを押さえるとところまで施行します。
本体ここまでするのが良いのですが、無光触媒は特許取得品で高額なため、消臭効果の求める度合いでとご予算でどうするか決めています。
今回この手法を選択された方は、アレルギー体質でもあるので、念には念を入れて出来るだけの事をしたいという意向でした。
タバコ臭に関してはここまでしても完全に消臭しきれるかどうかは難しいところですが、かなり軽減してほとんど気にならないくらいには持って行けるものと思います。
無光コーティングがないと、オゾンの燻蒸後に湧き出てくるタバコ臭にはなす術が有りません。
ですが、クロスを剥がした状態で下地の表面に直接にアタックしているので最初からみたらかなり、臭いそのものは押さえていると思います。なので、臭いがあとで沸き上がってきても、当初からみたら1割2割程度と推測されます。
いずれにしても、あとは時間との戦いで、徐々にきにならなくはなります。
ハウスクリーニングについても当社では独自の考えを持っています。
それは見えるところだけでなく見えない部分にもこだわりを持っています。
例えば、お風呂の給湯器の内部洗浄です。
お風呂のお湯は見た感じキレイそうに見えますが、実はそうではありません。
今のお風呂はほとんどが追い炊き機能がついています。
つまり、前の住人の汚れた浴槽のお湯がポンプで吸い上げられて、熱交換器当たりに湯泥となって付着しています。
追い炊きを使うと常に前の住人の汚れをと通ったお湯につかる事になるわけです。
なので、当社では入居のお客様には給湯器の内部も洗浄する事にしています。
エアコンの洗浄も同じように考えていて、
オゾン燻蒸中にエアコンを作動させる事で内部を除菌します。
オゾンには消臭効果だけではなく強力な除菌効果を持っています。
汚れがなければ良いというのではなく、臭いやその家固有の雑菌も含めてキレイにするという事が当社のこだわりなのです。
そうした点では今回の2棟に関してはしっかり対応できるので、出来る限りの事をしてお客様に喜んで頂こうと思います。
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