1棟ごとのマンションのオーナーさんから玄関ホールのカビ臭が気になるという相談です。
これもよくあるパターンです。
玄関ホールが防犯の関係で窓を開けていなくて、空気が入れ替えられず、湿気が暖められてカビ臭になる。
当たり前の事なんです。
これを邪魔しているのが防犯問題。
防犯上窓が少なく、しかも窓が有っても開けてはいけないというルールになっているケースが多いのです。
確かに不審者がまどから進入とうことを考えるとそうなるのでしょう。
でも、梅雨の時期に玄関ホールは湿気が多くなるのでその湿気の始末等考えて設計しているケースはほとんどありません。
その結果、適度の湿気+適度な温度+栄養素=カビ発生の公式が成立してしまいます。
こうした場合どうするのか?
まずは①反応促進剤を兼務している消臭剤を噴霧して②オゾン発生器でオゾンを大量に発生させる。
オゾンは消臭効果とともに除菌効果もすばらしいのでもちろんカビ菌も一発で死滅します。
なのでこの2つでまずは臭いがしなくなると思われまう。
問題はその次で、また後日カビの発生する公式が成り立つと、同じ事を繰り返してしまいます。
それを防臭するには抗菌効果のあるコーティング剤を噴霧する必要が有ります。
当社で言えば無光触媒です。これは光がなくても触媒効果を発揮するというものです。
ですがそれにしても、コーティングの上にホコリが付着してしまうと、効き目がなくなってしまいます。
なので、ホコリが乗らないように適度なお掃除が重要になります。
一番重要なのは、カビの発生する公式を成立しないようにするこなのです。
今回であれば、窓を開けて空気の入れ替えをするということです。
例えば、窓に柵を作るなどで防犯効果を持った上で空気の入れ替えができるようにする事の方が重要です。
臭いの問題は入居の契約にも影響を及ぼすので、消臭工事と防犯を考えた空気の入れ替えなど考えて見る事が重要かもしれません。
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